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チョッパーコラム[-固着鉄粉とはなんだ?

 せっかくの我が家の車。いつもきれいにしていたいものですよね。 月に1度、多い方は週に1度、車をあらわれている方もいらっしゃるかと思いますが、大事に 維持をしていても、洗車では取れない水垢など汚れは徐々に蓄積しています。車の色や形状によっても 様々ですが、案外気づかないのがこの「鉄粉」の固着汚れです。
 「鉄粉よごれ」をあまり聞きなれないなという方もいらっしゃると思いますが、固着した汚れの一種の事です。 特に白系など淡色カラーでは、茶色の点々として目立つのですが、黒系など濃色カラー車は 色に同化しており、あまり目立ちません。しかしどの車も程度の差こそあれ、固着しています。分かりやすいのは、 洗車をした直後のボディー(ルーフ・ボンネットなど上を向いている部分)を撫でてみて下さい。 鉄粉など固着しているお車はザラザラとした引っかかる感触を感じると思います。
ボディーがザラザラしている場合は以下の可能性があります。
@固着鉄粉→洗車で落ちない鉄粉。一般的には「鉄粉が塗装に刺さっている状態」と表現される事があります。
Aミスト →鉄粉と似た肌触り。外壁塗装の塗料などが風にのってボディーに付き、固まった状態。塗装ミスト。
Bチョーキング→塗装が劣化して粉を吹いている状態。白いガードレールを触ると白く着く、まさにあの状態。
C塗装の荒れ→Bのチョーキングと同じく荒れた状態。修理などで再塗装した場所が経年劣化で出ることが多い。

 対処法や放置した時の悪影響、肌触りはそれぞれ違いますが、ここでは@の鉄粉についてご説明します。 主にどの車種でも鉄粉汚れは車全体につきます。しかし「固着」しやすい場所と「意外と洗車で流れる場所」は確実に分かれます。 また駐車している場所の環境によっても大きくこの固着量も変わります。
  固着しやすい部位とは
 主に上を向いている面です。ルーフ、ボンネット、トランク、バンパー、ピラー、ミラー付近、ドアなど。 ほとんど全面じゃないか!と言われそうですが、車の洗車後に触ってみてください。 もちろん側面に鉄粉が多数刺さっている場合も当然ございます。ただ大半の場合は、ドアの横など傾斜のきつい場所と上記部分を比べると比率は少なく感じます。 上記の部分を見て、固着が目立つようならば対処された方が無難です。主に鉄分なので放置しておくと、酸化して いずれ塗装を侵食することになります。茶色の点々だらけの方は気を付けてください。
  固着しやすい環境とは?
 これは主に駐車環境によります。特に厳しいのは
@電車の線路沿いの駐車場(もしくは近く)→線路側に面しているボディーに注目です。チョッパー洗車.comにて施工する時に、 あらかたどういった方向で駐車されているか分かります。
A鉄工所など工場地帯 →金属を裁断する工場などが近いなど。鉄粉のみならず塗装ミストも多くついている場合もあり。
B大通り沿い →@A程ではないかもしれませんが、ブレーキダストが浮遊しているのが要因の一つ。

 上記の駐車環境にある場合は車用のシートを使うことで大幅に軽減できます。ただ、汚れた状態のままシートを掛けると 車のエッジ部分(角張った場所)に擦り傷が増えますので難しいところかもしれません。黄砂の時期は最悪です。 この鉄粉についてあまり細かく説明すると相当長くなりますので、お悩みの方は一度ご相談ください♪ ちなみにカルナバWAXなど施工する前は、固着物が多いとうまく乗らないので、定期的に除去することをお勧めします。

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