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チョッパー洗車.comオーナーの「車に関するあれこれ」


チョッパーコラムZ-ウィンドウについてあれこれ

 さて、車はきれいに乗りたいものです。もちろん見た目も中身も綺麗で気持ちも良いですし。 ただ、窓ガラスに関してはそれ以上に「安全運転」につながるのも事実です。 ただ「汚れのないクリアーな窓ガラスを維持するのは意外と大変です。それは絶えず車が雨などで 「濡れる」「乾く」を繰り返しているからでしょうか。お風呂の鏡も同様です。 拭いても残る白いシミやすっきりしない表面は主に、油膜とスケール痕が原因です。 車も同じく、ワイパーの通り道は摩擦であまりスケール痕は残りませんが、油膜で夜の雨の日などは 非常に見づらい思いをされた方もいらしゃると思います。ここでは簡単に窓ガラスのお話を致します。

 ガラスの汚れるわけは?またどうきれいにする?(車内側)

 余談ですが、私は窓ガラスの汚れが嫌いです。とてもとても。もちろんフロント・リア・サイド、表裏はもとより、 車内のバックミラー、ナビのモニター、センタコンソールやメーター(ここは樹脂ですけど)などなど。 我が家の坊主達を1度でも乗せたら、ちょっとの間乗せただけで悲しい状況になります・・・。 ペタッ、ベト、ベタっと・・・とにかくガラスに触る!といっても、子供なので仕方なくあきらめていますが。 ということでほぼ週に1度は吹く+掃除機をかけます。もちろん車内ではタバコは吸いません。 (それでも坊主達はお菓子のうまい棒などで汚す・・・。) ガラスの内側は、指などにある油脂、たばこのヤニ、静電気で張り付くほこりが主な汚れかと思います。 なので、内面のガラスに関しては、基本的に触らない、たばこを吸わない、下手に拭かないです。 そして拭くときは、ゾル系(白い泡状のクリーナー)のものを使わず、水とアルコール(窓拭き用)の希釈を使い、 不織布のクロスで確実に吹き上げるのがベストです。 あとは吹き上げ方が上達すれば、スタンドなど街で拭いてもらうより綺麗に仕上がります。 ゾル系のクリーナーはシリコンが入っていたりと使いやすいのですが、幾分かガラスに残存しますので、 個人でもチョッパー洗車.comでもまず使いません。

  車外のガラスの維持は?

 基本的に小まめに洗車、もしくは吹き上げが重要です。汚れたガラスでの放置は、窓ガラスにスケール痕としてのこります。 またすでに鱗状痕(輪っか上のシミ)が多数固着している場合は、洗剤での洗浄程度では落ちません。その場合はガラス専用の コンパウンドで除去しその上にコーティングを施工することをお勧めします。また市場に流通しているものの中には酸で固着物を 溶かして除去するケミカルもございますが、楽な反面、事故率は相応に上がります。特にフロントウィンドウは危険です。 ワイパー痕(ワイパーの通り道にできた傷)やチッピングでできた傷に酸性クリーナーがつくと、白濁し修復困難、ガラス交換と なる場合があります。
 上記のようにきれいに維持し、定期的に油膜とりとコーティングををすることで、いつまでも綺麗な窓ガラスで、結果的に雨の日も 運転しやすくなります。ただ、ウォッシャータンクに入れて使う撥水剤は、絶対やめた方が得策です。 普段から洗車機を使用し特に外観を気にされない乗り方をされるのであれば、撥水はそこそこきいて楽さもこの上ないのですが、 ガラスの四隅はおろか、ボディー全体がスケールだらけになり、車の色もくすみます。またボディーのすきまに入って、悲しい 結果が見て取れます。もしやってしまった後で、キレイに戻したいという場合はご相談ください。 最後に、窓ガラスのコーティングでジャダー(ワイパービビり)を起こす場合があります。(特に欧州車) 撥水がかなり強力に水を強制排除する為、ワイパーの接地面の摩擦係数が、潤滑役の水不足で上昇するのが主な原因です。 その場合、グラファイトワイパーへの変更かコーティングを除去して親水性にする二択となります。 シリコン製コーティングよりフッ素系のコーティングの方がジャダーが起きにくいのですが、それでも発生する場合はあります。 ここでお話しましたガラスの油膜とりとコーティングは、正直かなり大変な作業となります。きれいになっていく様子は 楽しいのですが。ご自身でされるのが嫌だ!!やってみたけどこれは無理だ・・・という方は一度ご相談ください♪

 ちなみによく見るボディーのガラスコーティング剤のうたい文句「モースコード9の硬さ」「石英ガラスの硬度」うんぬん・・・ 確かにガラスはものすごく硬い材質です。ただ物理的要因から塗装を守れる程の分厚いコーティング被膜と硬度を もし仮に持たせたら、気候変動の中で起こる塗装の熱膨張と収縮で割れないのか?と時々感じてしまいます。 ご来店のお客様に熱く語られた事もございますが、ん〜、どうでしょう。様々な謳い文句、読んでいる分には楽しいのですけどね。

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